PROTOTYPE
おー、ファーストアルバム。さすがに若いｗ なんでしょ、ジャ○ーズ……？ 曲も声も、なんだかすごくアイドルっぽいですｗ キンキの初期とか、青いイナズマの頃のSMAPとか、ああいう感じ。発売したのもそんな時代？ 小芝居がかわいいです。演出が凝ってるのね。なんだ、熱いハートのニューフェイス･檜山修之鮮烈デビュー！とかか。（ぉぃ 1995年の話ですけども。……14年前かー。
そんなわけで、全曲レビューいってみよう。
- OPENING〜ACROSS THE RAINBOW
- キャー！ 檜山さーん！ と叫ばざるを得ない、ライブアルバム仕様の曲。「行くぜー！」言うてます。背水の陣なのか。ライブ音声っぽい演出が入ってるんで、見えるのはやっぱりライブ会場ですね。ライブハウスよりは、ホールな感じ。渋公とか。バンドメンバーもコーラスもいっぱいいて、結構ゴージャス。スポットライトが暴れまわる中、元気よく歌う檜山さん。もっかい叫んどこ。キャー！ 檜山さーん！
- You make me smile
- 小芝居は、卒業式に告白しようとドキドキの彼。うふふ。曲もかわいいですね。春の日差しがキラキラと反射してる。はにかんだような檜山さんの声もかわいいのー。歌ってるんだけど、歌詞カードで「」つきの「ずっと前から……君を想っていたよ……」はちょっと声を変えてきています。少し苦い、抑え気味のトーンが、その気持ちが真剣なんだなあっていうのを伝えてくる。うは、なんかドキドキするー。
- DANCIN' IN THE SKY
- お、おはようございます。遅刻遅刻！な小芝居から、そのままヘタレ彼氏の歌へ。同じジャ○ーズでも少し時代を遡るなあ。たのきんトリオくらい。ストレートなロックナンバーですね。ロックなんだけど、ちょいちょい入ってるオケヒットがジャ○ーズ感を漂わせています。あ、オケヒットっていうのは、歌に入る前とかアクセントをつけて歌ってるとこに入ってる「ジャン♪」っていう音のことです。後奏の鼻歌っぽいハミング好き。
- 花の都
- 浮かれて上京してきたのに、いきなりカツアゲされとるｗ んで、始まったのは……うひ、ラップだｗ '95年頃のラップっていうとDAYONEとかあの辺か。その頃自分は電気グルーヴを聴いていました。イイ声で食べ物をおもちゃにしています。きゅうりだのなすだのと、お盆ですか？
- sophy
- The Night of Dimension
- ドライブのお供にラジオ。FMっぽいDJが語る。「stay tune……」て囁きやばいｗ 歌も超イケメン。緩い感じのR&Bでいいのかな。ジャンルには疎いので間違ってたらすみません。深夜に走る車のイメージ。街の明かりが車内を照らすと、モノクロの人影が浮かび上がる。タバコなんかふかしちゃったりして。ライトに浮かぶ紫煙も見える。今日は助手席に誰もいないのね。さてはこれから迎えに行くのか？
- 両手を広げた太陽
- なんだ、今度はTUBEなのか？ そこまで熱くないかｗ でも、夏ポップス。小芝居はなし。ビーチ……じゃなくてヨットハーバーか。海の上ではなく、港の喧騒。空は青く濃く、雲も真っ白。でも午前中な感じ。船出の前でみんなバタバタしてるのを、コーラかなんか片手にのんびり眺めちゃったりして。手伝えって怒られるぞｗ
- Everybody
- お、ライブに戻った。でもこっちはホールじゃなくてライブハウスだなあ。お酒も飲める感じだから、クラブ？ ステージが狭くて楽器がみっしり並んでる感じなの。Across〜に比べると夜が深くてオトナな雰囲気。こっちのボーカルはギターも弾けそうです。猫背でね、ギターを構える位置も低めですよ。
- ENDING
- んで、ホールに戻ってきました。メンバー紹介ー。やはりEverybodyの人とは別人だな。アンコールの催促が飛び交う中、静かにイントロが始まる。……って、インストなんですけどね。ライブ音源自体はしゃべり出す前で終了して、ボーナストラックのメッセージってとこか。……独白は照れるのだ。若いし。青いし。でも、ありがと。
ENDINGでご本人が言っていたとおり、いろいろやってみた、というアルバム。そのバラエティな感じがアイドルっぽいのかな。ミュージシャンなら一応、ジャンルはオレ、というのも含めて自分がどんな音楽をやりたいのか決まってるはずなんで。
写真もさすがに若いですｗ 結構ギラギラしてるね。ギターを抱いてる写真が好き。
こんな感じでしたー。諸行無常はまた後ほど。
