勇者特急マイトガイン #14

第14話「ボンバーズ夕闇に死す?!」

おおおボンバーズ……! 超AIってすげー。今回はメカ描写が丁寧だったなー。ボンバーズ・ダイバーズたちの出動シーンなんて久しぶり。

今回の敵は一応ホイ・コウ・ロウ。お、チンジャオさんお久しぶり。ヤクザ同士の抗争が激化するマンナカシティで、両者に武器を売っては争いを煽っています。まさに闇商人。勇者特急隊はせっせと急行して止めに入りますが、何故かいつも肝心なところで邪魔が入ります。ホイ・コウ・ロウ一味が商売の邪魔はさせぬと暗躍しているからですね。


そのホイ・コウ・ロウのところに見慣れた人影が。うう、ジョーさん、今度はホイのところに身売りを……。「飛龍を修理してくれて、マイトガインと戦えるならどうでもいい」だそうです。ジョーはパイロットであってメカニックじゃないし。アメリカで野宿決定なくらいだから、お金もないし。またいいように利用される道を選んだようです。まあ、ホイさんとこはロボの開発でも優秀だし。とりあえずはいいのか。

マンナカシティでは、チンジャオさんがとうとう軍用の戦闘ロボを両者に売りつけました。西組・東組ともに精神的にも金銭的にも疲弊していますが、そんなことは構っちゃいません。存分に戦ってもらって、絞れるだけ絞ろうという魂胆です。ですが、懸念されるのはマイトガインの出動です。その対策に、ジョーさんのライバル心を利用しようってことらしい。

再びマンナカシティで戦闘があるということで、マイトガインは出撃します。その進路に見慣れた機影が。もちろん飛龍です。焦る舞人さんですが、一応相手はしてあげます。さすがは舞人さん、前回あれほど苦戦した飛行形態からの跳び蹴りは躱すようになりましたよ。互角の戦いは見応えがありますが、今日の舞人さんは忙しいのです。早速ボンバーズを呼び出します。
「ここは俺に任せて早く行け!」
とボンバーズ。マイトガインはヤクザの抗争の場へと去ってしまいました。

これにはジョーさん腹を立てます。ナントカは馬に蹴られて死んじまえという言葉もあることですし。(ぉぃ ストーカー対策に第三者が入るのは超危険だってえらい人がゆってた。ジョーさんだってうんざりです。毎度勝てる勝負を邪魔されてるんです。怒りの矛先は当然ボンバーズに。怒り狂った飛龍相手に、ボンバーズは手も足も出ません。飛龍はトライボンバーに馬乗りでタコ殴りですよ。破壊箇所から火花が散る中、あきらめないボンバーズ。立ち去ろうとする飛龍の足にしがみついて離しません。うう、ロボが健気な話は泣ける。その侠気にジョーも感じ入ったのか、「今日はこのくらいで勘弁してやる」と去っていきました。ジョーさん、ホイに怒られないかな。

ヤクザの抗争のほうは、マイトガインがあっさり片付けました。西組・東組ともに反省した様子はなかったので、また繰り返すかもしれませんが。しかしほんと、この世界の警察は何をやっているんだ。勇者特急隊はあくまでもボランティアなので事件が起きるまで手を出せませんが、警察ならこじれる前に当事者をどうにかできるだろうに。既に散々街の破壊は起きてるわけだし。

てきぱきとヤクザを片付けて、マイトガインはボンバーズの元へ。そこには、傷ついたボンバーズが仁王立ちしていました。声をかけるとくずおれるボンバーズ。「間に合わなかった……っ」と悲しみにくれる舞人さんです。うん、めんどくさくてもジョーの相手は貴方がしてあげてください。

そうそう、今回のサリーたんは、引越し屋のバイトをしていました。TVのニュースでマイトガインVS飛龍を見かけたサリーたんは盗んだ自転車で駆けつけますが、間に合わず。