彼じゃないけど

彼じゃないけど
キャスト:幸村修二:鳥海浩輔、東雲隆一:檜山修之、相川永遠:水島大宙、白羽帝:緑川光

いーやっふう! 待望の! BLでございますよ! てへへ嬉しいなー。いや、腐女子なせいももちろんあるけど、みっしり1枚演じてるっていうのがね。BLCD大好きー!

というわけで東雲と幸村としては3枚目でございます。ちょっとずつちょっとずつもだもだと進むシリーズですけども。いやー、東雲はユキちゃんに甘いねー。甘やかしてるねー。
ユキちゃんの気持ちの流れはモノローグでしゃべってるので置いとくとして、東雲も年下らしく若いというか、意外とおっかなびっくりなんだなあと思って。手に入れるまでは必死に好きなだけでよかった、けど、「彼氏」になったけどその先は? って辺りに、迷いがある気がします。手に入るか判らないときは、手に入れることだけ考えれば良かったけど。手に入ったら入ったで、今度は失う心配をするんだなあと。
東雲は優しい。優しすぎるくらいに。その優しさに少し、弱さを感じる。できないできないとまごつくユキちゃんに、苛立つ代わりに「じゃあ、俺の言うとおりにして」って言う。それで東雲が満足してるなら、多分苛立ちはしないんだろうけど。東雲は言いなりになるユキちゃんが欲しいわけではなくて。自分を好いてくれるユキちゃんが欲しいわけで。ユキちゃんなりに頑張ってるのは判ってるから、それ以上を望んでいいのか迷ってる感じ。だから優しくなる。いいよユキちゃん、今はそれでって。でも一方で、ちゃんと飢えてるんだよなー。
自分が我慢して優しくするってことは、相手を信じきれなくなってるってことで。相手を弱い=下に見ることで、自分の弱さから目を背けることになるんじゃないかと思ったりするのだ。欲しいものはその先にあるけど、ここで追い詰めたら全部失うかもしれない。そんな弱みを、今回の東雲には感じたかなあ。
そして東雲は、頑張ってるユキちゃんを怒るわけにいかないから、周りにヤキモチを焼く。俺が一番好きなのに! って。「あんなの相手できるのは俺だけ」っていう言葉はそのまま、「俺だけを好きになって欲しい」っていう気持ちの裏返しで。ユキちゃんが素直になれないから、東雲も安心できずにいる。その辺、ちょっと切ないね。

そのうち原作に描かれるんだろうけど、ユキちゃんに好かれてる実感を得て面食らう東雲とか見たいなー。ユキちゃんはこれ以上自分を明け渡したら東雲に取り込まれる!みたいな心配をしてるのかもだけど。素直になったユキちゃんに東雲が勝つ隙は一切ないと思うぜ。今でも勝負は決まってるようなもんだけどw

フリートークは和やかにw まあ仲良しだしこのシリーズだけでもおしゃべりCDは3枚目ですしね。檜山さんの納豆嫌いはたびたび聞いた話なのでいいとして、鳥海さんコーンがだめなのかー。まあ自分も、生のをレンチンして食べるようになってから缶詰のは不味いなあと思うようになったけども。生のレンチンは皮ごとレンジに放り込んで5分くらいあっためればいいだけなので簡単よ?(誰に言ってるw)納豆は……藁入りのを買ってまで試した人に言えることはないかもだが。からしマヨネーズとかはクセが減る気はする。いや自分TM NETWORKのファンなんすけど、その昔「TMナットワーク」という商品があってだな。「苦手な人にもチャレンジして欲しい」つってからしマヨネーズ味が商品化したのね。そう言う自分も納豆はどうしても食べたい日が半年に1回ある程度の好きなので、欲してないときは食感だったり独特の味が嫌だったりしますけども。

主にその手のシーンでw何やってるか判りづらい場面があったので、原作買おうと思います。まる。