東京ディープナイト

キャスト:朝比奈優也(小西克幸)×太刀花葵(千葉進歩

歴戦の姐さんをも震撼させた問題作w 何がすごいって声優さんの頑張りが……(笑)

お話はですね、性欲魔人な893の跡取りが、気弱で美人なサラリーマンをとっつかまえてヤりまくってとりこにする話です。これだけじゃ誰も驚きませんが、これが変わっているのは893の跡取りが受、リーマンが攻ってことだ。


893の跡取り・太刀花葵が千葉進歩さん、リーマン・朝比奈優也が小西克幸さん。千葉さんすっげーよwww 葵のキャラ設定なんて、初対面で気に入った優也におもむろにフェラかますわ、陥れて料亭で上に乗っかるわ、逃げようとする優也を拉致監禁して刺青入れるわなんだぜ。台詞はピー音必須のえぐいのばっかりだw 喘ぎ声もなんつか、吐息がどうのとかいう問題じゃなく、やかましいわこのやろう!てくらいに激しく。うんまあ、レベルとしてはみさくら語くらい。
優也ははじめそんな葵に押されっぱなしで。小西さんが自分が受だったと勘違いするほどですよ。あれは受喘ぎだと思うw 確かに突っ込んではいるんだけど。挿れてるだけだよな。「もう……許して……っ」は攻の台詞じゃねぇよw 小西さん受演技もうめぇ。

まあその、エロてんこもりでトンデモはトンデモなんですけどね、ここで敢えてエロ抜きでキャラの感情を追っていくと。葵たんは893らしく情が強くて思い込みが激しく。優也は実は空手の選手だったんだけど、試合で相手を怪我させてしまったことがトラウマで、全てに自信を失って気弱になってる。葵は本能で優也の隠された強さを嗅ぎ取って、かなり自分勝手な方法ですけど一途に愛していくんですね。優也は、それにだんだんとほだされるというか、強く思われていることで、自分もふさわしい男になりたいと思って、強い自分を取り戻すんです。

刺青を入れられて青息吐息で優也が逃げたとき、葵は敵に優也がさらわれたと勘違いして単身乗り込んで、敵に捕らわれちゃうんですね。そこに、優也が助けに来ます。このシーンが意外と燃えるんだわさ。葵は敵地でひどい辱めを受けても、優也に害が及ばないよう歯軋りしながら我慢してる。んで、優也の無事が確認できたとき、ドスの効いた声で「もう……いい加減にしとけよ」と始まるわけですよ。まだ葵は優也の変貌を知らないので、自分でなんとかしようと立ち上がる。これがかっこいいんだよ。まあ、敵地なんで囲まれちゃって大ピンチなのは変わらないんですけど、そこに優也が助けに来て。すごい勢いで敵をなぎ倒していくんです。ここのお二人の演技がさ、ものすげーかっこよくてw シチュ的にはすんごいバカなんだけど。ここの乱闘と、前半、優也が葵と勘違いされて拉致されたときにブチ切れた葵が吼えるシーンはかっこよかった。うん。

好きなんですよね。エロくて欲望に正直で、受なんだけどナヨいところが全然ない受って。葵のすがすがしいほどの吹っ切れぶりがいとおしいです。今までずっと、俺好みの襲い受ってどこにもなくて。しょうがないので自分で書いたりしてたんですけども、ようやく納得のいく襲い受に出会いました。

小西さんの声はエロいな。どーしよーもなくバカな話なんだけど、その声のフェロモンで騙されるw ヤりたいから好きでいいじゃんね、と説得されてまう。千葉さんはもう、色々頭が下がるというか。淫語てんこもりでギャンギャン喘いでいても、葵の一途な気持ちが伝わってきたですよ。どんなことをしても優也が欲しいっていう気持ちの切実さが判るので、これまた設定がトンデモでも違和感がないのだ。葵たんかわいいよ葵たん。
千葉さんはとあるCDで4人を相手に順列組み合わせで受と攻をこなすという、なんかもうものすごいCDで主役をされてたりで、足を向けて寝れない感じです。

いやー、面白かった。つか、大好きだw