好きな声優さんとか。

初心者なので今のところあんまりよく知らんのです。こっちに来る前は特ヲタで、その前もあんましアニメジャンルで活動してなかったので、声優さんの知識はほぼ皆無です。お気に入りだったりしても、顔を存じ上げなかったりするし。声優さんをナマで見た記憶なんて、C翼のイベントでの鈴置さんと飛田さんとかなんだぜ。(20年以上前……。トシがバレるな)
BLCDでお名前を知った方がほとんどという体たらくですが、既存のアニメキャラを思い出さないのはいいことなのかもしれないw まあ、知ってても一緒にはしないんですけども。
そんなわけで、現在視野に入れている声優さんについてつらつらと。

  • 檜山修之さん
    • 気がつけば手持ちのソフト(アニメだったりゲームだったり)でよくお声を聞いていたのですが、ときめいたのは「水に眠る恋」というCDを聞いてからです。これから持ってくるレビューの中にも書いていますが、すごく繊細なお芝居をする方だなと。どの場面で、どんな声を、どんな高さで、どんな強さで、というのをすっごい丁寧に選んでいて、まあ皆さんやってることなんだろうなと思いつつ、その基準となる目盛りがね、ものすごく細かいんじゃないかと。巷のデータだとヒーロー声というか、叫んでいるイメージが強いようなんですが、なんというか、やりきれない焦燥だったり、押し殺した苛立ちだったり、泣くに泣けない悲しみだったりっていう、「心が痛い」場面のお芝居がすごく好きです。色々見聞きして叫びもかっけぇなと思うのですがw あとね、言葉じゃない部分が好き(笑)まあBLCDだともっぱら喘ぎ声だったりしますがw 殴られた声とかあくびとか泣き声とか。可愛い声もかっこいい声も美人声も達者だと思いますが、なんでか声を張って叫んでいると可愛いと思う。まあ今イチオシなので、何聴いてもメロメロなんですけどw フリートークの印象は、乙女座だなーって。(どんなだ)ツッコミ細かいとことか、テンションあげすぎて空回ってたりとか、気を許せる場とそうじゃないとこのギャップとか。基本生真面目なんだけど、一点突破で何かを越えてしまったときのはじけっぷりとかが大好きです。
  • 三木眞一郎さん
    • 最初に聞いたのは「二重螺旋」だったかな。あれのね、自分がどれだけ腐り果てた人間であるかを告白するシーンの、乾ききった声が印象的で。その後色々追いかけて、くるくると表情を変える声に夢中になったのでした。謡うような声、だと思う。なんだろうな、声の高低とテンポの緩急と。そういったものを自在に操って、キャラの感情が立ち上がってくる感じ。ご本人もよく「物語の流れが大切」とおっしゃっていますが、物語の肝のシーンのお芝居にはいつも感動します。いくつかの場面を積み重ねて積み重ねて、ついに積もった感情を吐露するシーンが圧巻だよね。場面としては色々で、溢れんばかりの愛だったり、理不尽な状況への怒りだったり、不可解な相手の行動の意味に気づくシーンだったりしますけども。肝の場面になると、聞こえてくる感情の奔流に飲み込まれてしまう。毎度、軽く酔っ払いますw
  • 緑川光さん
    • 最初は多分「有罪」。うわあ、性別受がいる! というのが最初の印象。自分なりの性別受を規定すると、「無理やりヤられたけど感じちゃった。感じちゃったからスキ」という、なんというか突っ込みどころ満載なBLテンプレキャラのことなんですけども。声優さんにはハイトーンのいわゆる少年声の方もたくさんいらっしゃいますが、そういったショタ声のことではなく。低くても高くても性別受。正直な話をすると、紙媒体では苦手だったんです、そういうキャラ。少女と見まごう容姿で、女装とリボンとぬいぐるみが似合う、そんでもってウブなくせに押し倒すとエロエロで、なんていう、いびつなファンタジーの産物は。だけどさ、緑川さんの声だとなんか納得してしまうのですよ。そうだね、感じちゃったんだからしょうがないよね、と。(ぉぃ どんだけそのシーンに説得力があったかっつー話ですよ。BLCDには物語性の高いものから5割は喘ぎ声なんじゃないかってものまでピンキリありますが、何でも聞けるようになったのは緑川さんのおかげです。物語に疑問を抱かせない喘ぎ声の説得力。(どんなだ)あの声に価値観をひっくり返されてしまったので、緑川さんはすごく尊敬しているのです。