ヘイ!ドクター

ヘイ!ドクター

キャスト:狭間恭平(千葉一伸)×五十嵐勝也(檜山修之) ・ 降矢五朗(かわのをとや)×小田島千昭(稲田徹)他

うわあ、檜山さんの性別受だwww 先日性別受はエロくてなんぼと書きましたが、エロかった……。いや凄かった。しかしこの受頭悪いな。脳みそ梅干大って感じだよな。アホすぎるw

お話は、エロ! 以上! ……まあ一応書くと、高校生の受・勝也君に一目惚れした医師・狭間が、俺にしか感じない体に調教する話です。
もう一本、勝也のバイト先の店長・降矢@攻と、出入り業者・小田島@受の話も。こっちはわりと普通な。まあ、受はヒゲでガテン系だけど。

あのー、センセイ、しょっぱなからアナルビーズは飛ばしすぎだと思うの。しかも「自分で出してごらん」は超級難度だと思うの。勝也君が性別受でよかったよね。ミラクル801ホールは大丈夫だったらしいよ?
彼女いない歴17年の勝也君は、初体験がハイレベルすぎて中毒に。サカりがついて止まらなくなり、今までなんともなかった店長の軽いセクハラ台詞でもカラダが暴走しちゃうのだぜ。絶対あの変態医師のせいだ、と病院に怒鳴り込むと、「お前は病気だ」と告げられ。治療と称したエロ調教を受ける羽目に陥るのだった。

勝也君、性別受ではありますが、外見はそこそこガタイのよい、ケンカ大好きで元気なタイプです。神奈川弁?だそうですが、あれだ、SM〇Pのナカイ君みたいなしゃべりだと思っていただければ。
脳みそが足りないので、変態医師の「病気だ」という台詞を真に受けて、あんなことやこんなことを。ローター2箇所責めとか食らったらさすがに気づこうよ。でも、エロ調教を治療と思い込み、言葉責めとしか思えない「こうされて感じたの?」みたいな質問にも、素直に答えちゃうんだぜ。それ問診じゃないから!(笑)

一方狭間はダメインテリだ。素直に惚れたと言えばいいものを、病気だ治療だと策を弄したためによりストレートな告白をした店長にときめかれちゃったりして。肝心なことは言わないくせに、独占欲だけは一人前なんだから。
インテリとバカのすれ違いは続き、せっかく性別受らしくセックスどんとこいになってる勝也君に、恋心の赴くまま「カウンセリング」(という名のデータ集め)を仕掛けてみたり。サカりきってる勝也君、期せずして焦らしプレイですよ。焦らした結果エロフェロモンをそこらじゅうで撒き散らす羽目になり、今まで普通に接していた店長がふらふらと誘惑されちゃったりするんだべ。

ちょっと残念なのは、メインカプのオチがなかったこと。もうひとつのカプにおもむろになだれ込んでしまったので、ちょい気持ちが宙ぶらりんに。気になるし、原作買ってみようかな。

んでまあ、そっちをやらなくて何をやったかというと、勝也君のエロフェロモンにたぶらかされ、結果フラれてしまった店長の話です。
フラれて軽くヘコんだところに目に入ったのは、出入り業者の小田島だった。店長曰く、「俺、こういうキツそうなヤツが隙を見せるのに弱いんだよな」と。こっちは番外編らしくあっさりまとまります。小田島君、ガテンでヒゲだけど性別受。CVを見ていただければ判ると思いますが、ごっつい低音だけど性別受。

構造的には、ふたつとも自分がまさか受にされるとは思ってないメンタリティのキャラに惚れる攻の話なのかな。性別受は往々にして自分が美人だったりかわいかったりチビだったりっていう受要素の自覚があるもんですが、この話の受二人は実は淫乱だったという以外の受要素はないので。自分がそういう風に好かれているという認識が薄いのだな。だからすれ違う。まさかオレがモテてるわけねぇべ、しかも男に、と。自分がそういう対象だと思っていないが故の謎の素直さだったりする感じ。そのネジの抜け加減が、かわいかったりするのですが。

さてさて声優さんは大熱演だ。みなさん超乙!
檜山さんはもうね、叫んでるか喘いでるか喘いでるか喘いでるかで。(多いよ)大変だー。エロいのは知ってたけどエロいよ。日本語がゲシュタルト崩壊するくらいエロいよ。勝也君のキャッチフレーズ「絶叫ロリータ」ってなんだwww 知能が3歳児ってこと? 話の設定が無茶な上にエロの隙間でしか進まないんですけど、数々の「ねぇよwww」を「仕方ないね」に変換する信頼のエロス。「オレ、治療以外で突っ込まれるのヤになってきたんだけど、治ってきたのかな」なんていう頭悪すぎる台詞が無自覚の愛の告白に聞こえるよ。えぐえぐ泣いてるのもかわいかった。あと、まあその手のシーンもそうなんだけど、耳元で囁かれて予期せず「はぅっ」みたいなのとか、色っぽいなー。
懸案の神奈川弁?ですが、ざっくり調べたところ意外と広範囲の若者言葉というか。ぶっちゃけ自分も使ってた。自分、母方なら3代続いた江戸っ子だけど。(私だけは、厳密に言うと江戸ではないですけどね)自分の周囲だと、ヤンキー言葉という認識です。ちげーよとか、〜じゃねーよとか、母音の「au」が「e」に変化するのは。
共演の稲田さんが多摩出身ということで、そっちはネイティブだなと感じました。

千葉一伸さんは初聴きかな。柔らかい声。Sっていうよりえっち大好きって感じだよな、挟間先生。好奇心の赴くままいろんなプレイを試した結果、ソフトSMに落ち着いたという。一伸さんの声は、変態のときはニヤニヤと、外面のときはイケメンな感じで。勝也君には、保護者で優しい。

小田島役の稲田さんは……ああ、上司にしたい犬NO.1が……。初体験だそうですが、大熱演です。ガテンでヒゲなのに可憐てすごいな。誰だっけ、喘ぎはセンスだって言ってた気がするんですが、初めてで違和感なく浸れるものが出てくるのは凄いなと。ラストの「何が食べたい?」に答えた「肉!」がすごいかわいい。

店長のかわのさんは、御曹司てより店長だな。飄々と惚れっぽい人を。こちらも初体験。デレてるとかわいいな。

いやー、性別受ってすごいなー。頭空っぽになる……。

【2/10追記】 原作買ってみました。うわあ、このCD原作まんまなのな。絵でしか表現してないところに単語は足してありましたが、(ガーターベルトとか)そうか、台詞はまんまか……。マンガ読みながら自然と脳内再生されて凄い破壊力だった。これは……死ねる……。勝也君はもちろん、スネ毛もヒゲも大丈夫なのでたいそう萌えました。うん、昔ね、42歳ヒゲ受とか書いてたから。今見に行ったらその人今年還暦だったwww (でもまだ萌えるよ! 大丈夫!)そりゃ私も年取るわけだわ。