白衣・黒衣 働く男の征服コミック ドラマCD

白衣・黒衣 男の征服コミック+ドラマCD 禁断の白・誘惑の黒


えーと、なんだろ、アンソロ付属のCDですね。白衣編・黒衣編のコミック2冊と、収録されているマンガをおのおの1篇ドラマ化。こういうの結構出てた時期でもあったんかなあ。

白衣編はそのまま白衣が多く、医者とか科学者とか。黒衣の方がバラエティに富んでいて、執事や神父という王道から、葬儀屋・僧衣まで。どの話も比較的ほのぼので、大半がちゅー止まりなのですが。黒衣編はがっつりエロいのをドラマ化w 白衣の方は、小児科のかわいいお話。

黒衣編「僕と執事の秘密な関係」 キャスト:トレンス(檜山修之)×クリス(福山潤)・ジェシアス(成瀬誠

執事のクセに勤め先の年端の行かないぼったまをエロ調教。……いいのか? 
うわあやらしー。感情を抑えたトレンスの言葉責めやらしー。別にそんなにすごいことしてるわけじゃないんですが、熱せられて乱れまくってるとこを冷静に観察されると羞恥心がえらいことに。マンガの方の描写も、寸止めっつか挿れるとこまでは描いてないんですけども、今までずっと最後まではしてないの希望。クリスたんはトレンスがカラダだけ欲しがっていると誤解するわけですが、挿れてないのにそう思ってたりするとかわいいなあと。いいように弄んでいるようで快楽を与えているだけな執事って萌えないすか? 
檜山さんは低くて固い声。感情を消してるから、なんかすごく機械的に調教されてる気分に。クリスたんも、自分だけが熱くなってると思うから、トレンスがカラダだけ欲しがってるとか考えちゃうだよね。台詞は熱っぽいのに、乾いた声と冷めた視線に翻弄される。それがすんごい羞恥プレイw
福山さんは真面目でちょっと気弱な感じで。福山さんて透明感のある綺麗な声だなあと思うのね。なんだろ、ガラス細工の中に色んな色が踊ってる感じ。この話だと、艶めいた声はオレンジ色、不安げな声は青い色、トレンスに甘えてなついているときは若草のような黄緑。なんでかは判んないんですが、感情が揺れ動くとね、炎を模したようなガラス細工の中に、ゆらゆらとそんな色の光が踊るのが見えるのだ。ドラマCDでこんな感じは初めてでびっくりしてるんですが、歌や音楽を聴いているときにはよくある現象なので、多分、音として好きなんだろうな。オレンジ色はすごく色っぽいですよんw

白衣編「素直になれるクスリ」 キャスト:山城(檜山修之)×黒田(福山潤)他

チャラい小児科医とツンデレ薬剤師。二人ともお互いの気持ちが見えずにおっかなびっくり。山城は、木を隠すには森にとばかりに回りじゅうみんなを口説いて回る。それこそ、患者の幼児まで。でも、「愛してる」は黒田にしか言わないのだ。それに気づかない黒田は、いらいらイライラ。妬いてみたり妬いてる自分を否定してみたり忙しい。気持ちは同じであとは言葉のすれ違いだけなので、まあ、かわいらしくまとまりましたw
山城センセイはずっとチャラいんだけど、黒田の気持ちを知る前と知った後だと、微妙に違うのね。知る前は、浮ついた嘘っぽい声。ちょっと腰が引けてるの。知った後は、少し余裕でからかってるかのような声。台詞の内容はあんまり変わんないのにね。
黒田君は生真面目で、でも内心色々忙しく。拗ねたり妬いたりが濃い目の紫、怒って拳を握ってると赤く、感情が迸って本音を告げるとこは、ぱあっと光っておりました。
ひどく個人的なイメージでスマソ。でも、自分は面白いw 他の声優さんにもそういうの見えたら面白いのになあ。今度気にしてみるか。

コミックのオマケなので、小品。軽いので、こういうのもたまにはいいな。