勇者特急マイトガイン #7

第7話 悪魔の大文字焼き

今回の敵はショーグン・ミフネ。太陽光を集めて熱線を発射するロボを携えた、日輪入道を送り込んできました。うきうきと山に大文字焼きならぬ犬文字焼きを作らせますが、"犬"じゃなくて"太"ですよ。「都会の犬め!」とご満悦だけど、それ間違ってるし。

頭領は間抜けですが、ロボは強力です。熱線・日輪砲はヌーベルトキオシティを焼き、街にも"太"文字焼きを作ります。しかしこいつ、動力はなんなの? 何故かコクピットで大量の僧が念仏を唱えています。念力で動いてるわけじゃないんだよね? 太陽光を念力で集めているの?


一方舞人は、日輪ロボ(ヤッコー)の映像を眺めながら渋い顔。「なんとかしないと……」と苦悩していると、そこに突如来客が。「ホーッホッホッホ、ワシじゃー!」ベタなじーさんが現れましたよ。その名は旋風寺裕次郎。旋風寺コンツェルン創始者です。じーさまは、渋る舞人を創始者特権で花見に連れ出しました。そこには、たこ焼き屋台で頑張るサリーの姿が。テキ屋って女子高生に勤まるバイトじゃないような……。案の定、ガラの悪いのに絡まれていますよ。舞人さんは颯爽とチンピラを倒し、サリーにたこ焼きをオーダー。あれ、さっきじーさんに勧められたとき、たこ焼き嫌いって断ってたじゃん。まあ、好きな子の作ったものなら何でも、とは言いますもんね。サリーの手際に舞人が感心していると、日輪ロボが暴れだしました。サリーのたこ焼きは間に合わなかった模様。急いでマイトウイングに乗り込もうとする舞人ですが、そこにしゃしゃり出るおじいさま。「ワシも乗ってみたかったんじゃー!」ってじーさん子供か。遊びじゃない、と断る舞人でしたが、聞き入れてもらえず。そこに青木さんが、たこ焼きを持ってきてくれました。「じいちゃん、あーん」あ、舞人さん、じーさんにたこ焼き食わせやがった。じーさんがたこ焼きに夢中な隙にマイトウイングに乗り込みますが、そうか、食べないのか、サリーのたこ焼き。あのね、誠意ってお金じゃないのよ?(ぉぃ

たこ焼きのバチが当たったのか、マイトガインは日輪ロボに大苦戦。日輪ロボは巨大で装甲も硬く、マイトガインの武器では歯が立たないのです。日輪砲をまともに食らい、一度合体を解かなければならない羽目に。日輪砲のエネルギー源は太陽光なので、日が暮れるまで待とうと言うガインに、じーさんが説教です。え、じーさん? そうなんです、いつの間にかじーさんはマイトウイングに忍び込んでいました。「大きい敵は中からツブすのが大昔からの常識じゃ」一寸法師ですね、わかります。というわけで、マイトウイングで特攻です。

マイトウイングでの接近は難しかったのですが、じーさんの無茶な運転でなんとか侵入を果たします。襲い来る僧たち。えーと、君ら念仏は唱えなくていいんだ。じゃああの念仏には何の意味が? まあいいや、どうせ舞人さんに華麗に倒されるだけだし。舞人無双で僧たちを吹き飛ばし、コクピットへ向かいます。日輪入道にもちょい苦戦しますが、じーさんの機転で無事ブチのめすことができました。墜落する日輪ロボ。後は警察に任せて……と帰ろうとしたところ、そうは問屋が卸さない。だってまだ、マイトガインが活躍してないし。そんなわけで、日輪ロボは人型に変形します。変形してもデカいなー。マイトガインの30倍くらいありそう。装甲の硬さは変わらないので相変わらず歯が立たないわけですが、敵の武器が熱線ということで、舞人さんがひらめきます。「急激に冷やせばあの装甲を破れるんじゃ……」なんかそのリクツ最近どっかで見たな。シンケンジャーだっけ。舞人さんはダイバーズを呼び、日輪砲の発射口めがけて放水、見事装甲を砕きます。装甲がなければ問題は何もないので、縦一文字斬りで〆。

次回予告がものっそ気になります。「納豆に手を出すな」て。なんかイヤな予感がしてWiki先生に訊いてみたら案の定脚本は井上敏樹だよ。どうしよう、wktkが止まらないです。舞人さん、どこまでぶっ壊れるかなー。