ブラスレイター #1〜#5

えー、先々週と先週分まとめて。1〜2話のアルは居ただけだったしな。
お話は、ドイツに謎の生命体が現れて。そいつは自分と機械を融合してしまうバケモノで、死体から変化する。変化すると人としての理性を失って周囲の人も街も破壊しまくるので、人類に仇なす者として駆除しなければならない。ところが、生きたまま変化し、理性的に行動するヤツが現れたので、駆除行動に波紋が広がりつつある、って感じでいいのかな、今のところは。
バケモノの名前はデモニアック。和訳は「悪魔憑き」? 正体が不明であるため、人々は恐怖のためにさまざまな行動に出ています。
主人公は、デモニアックの衝動を強靭な意志で押さえ込み、人とバケモノの狭間で生きる青年・ジョセフ。とはいえ、彼もまだ居るだけですw 暴走したデモニアックを倒してはいるけども。
デモニアックが厄介なのは、その変化が感染するということ。ようやく血液感染なのかも? というのが判ったとこですが。異形の者がただ居るだけなら、その後の善行の積み具合によって人々に受け入れられる路線もアリなわけですが、感染するとなれば話は別です。誰もアレにはなりたくない。異形の者がどんなに善良でも、アレにされてしまう可能性があるのなら排除するしかない。ごくごく一部が認めてくれても、その他大勢の人間の恐怖心に潰されてしまうんです。……重いぜ。

檜山さん演じるアルは、そのデモニアックの掃討部隊・ZATの隊員。優秀なスナイパーってことしか、まだ判らないんですが。衣装がエロいですw どこか冷めた風な、皮肉っぽい台詞が多いかな。4話の「……あと5分」に萌え。

ウリは監督が板野一郎氏ってことで、めくるめくアクションってことでいいのかな。アメコミ調のかっこいいバケモノのバトルとバイクアクション。ミサイルもガンガン飛びますよw 板野サーカスですし。デモニアックカコイイです。ケダモノっぽい動きは好き。着地でびたーんと四つん這いになるのとか。
「差別」もテーマになっているようで、随所に可哀想なエピソードが満載なんですが、個人的にはイジメのシーンよりデモニアックのバトルがもっと見たいにゃー。