勇者特急マイトガイン #15

第15話「最も危険な遊戯」

ホーンボンバー登場の巻。前回盛大に壊れちゃったボンバーズは工場長の頑張りで持ち直しそうです。

今回の敵はショーグン・ミフネ。相変わらずなにがやりたいのか判らんな。外見のキャラの立ち具合に比して中身があまりにも。。せっかく古臭い和装なんだから機械文明に反逆して怪しげなカラクリ人形でも出せばいいのに。ロボも中途半端に人力なことだし。


さてさて舞人さんですけども。今日はCGによるロボットバトルの視察に来ています。プラレス3四郎? ちょっと違うか。まあそんな感じでCGのロボットがプロレスをしています。見つめる舞人さんは険しい顔。先日ボンバーズがボロボロになったことは、舞人さんもずっと気に病んでいて。CGだろうとゲームだろうと、ロボが戦う様は見たくないのです。いずみさんも察してそういう仕事はキャンセルしてやれよ。いつも出動だなんだでキャンセルには慣れてるべ? 舞人さん、「こういうのは趣味じゃない」と主催者をばっさり。大人げないけど子供なのでしょうがないです。
傷心の舞人さんは青戸の工場を訪れます。修理されているボンバーズを見上げて、悔しそうです。ですが工場長から吉報が入りました。ボンバーズが無事直るのはもちろん、新しい仲間も増えたのです。その名はホーンボンバー。ボンバーズの試作品だったひかりボンバーを強化改造したんだそうです。

一方、こちらは大江戸ランド。ミフネが暇そうです。例のロボットバトルに客を取られて、大江戸ランドは閑古鳥。ていうか、大江戸ランドってテーマパークだったのか。経営難を苦にしたミフネは、部下の進言でロボットバトルに参戦し、チャンピオンに勝って大儲けしようとたくらみますが、あっさり負けてしまいます。書きそびれてましたが、ロボットバトルはギャンブルでもあるのです。当然自分の部下が勝つと思って賭けていたミフネは大負け。イライラしながらチャンピオンたる少年を見つめます。そしてひらめきました。ヤツの技術は使えると。
しかしさー、マジでヌーベルトキオシティの治安はどうなってるのよ。小学生がギャンブルに参加してるとか。警察はもっと働けよ。舞人さんは勇者特急隊以外の仕事も忙しいんですよ?

チャンプの少年は、サリーたんの弟の同級生でした。CGロボのコントローラーはなかなかにフクザツで、キーボードでコマンドを指示して動かすんですが、その操作のシミュレーションは頭で全部できちゃうような頭脳派です。快勝して帰る道すがら、弟に声をかけられ、「僕のほうがもっと上手にマイトガインを動かせる」と嘯きます。それに対して弟君は、マイトガインはただのロボットじゃなくて、正義の心を持ってるから無敵なんだと反論します。てゆかチャンプ、ロボバトルが忙しくて学校行ってないとか。その天才的な頭脳は凡百の学校の手に余るのかもしれませんが、学校休んでギャンブル三昧はないわ。この街は警察だけでなく教育機関ポンコツなのか。
そのチャンプを、ミフネが誘拐しました。そして「マイトガインを倒さないとお前の命はない」と脅します。いやなんつか、もうちょっとさ、言い方あるだろよ、ミフネよ。うまいことチャンプのプライドをくすぐって、ノリノリにさせる言い方が。
ともあれ、チャンプはミフネのロボに乗り込み、マイトガインに戦いを挑みます。ですが思い出してください。ミフネのとこのロボは基本的にGガンダムスタイル。人が動くとその通りにロボが動くというシステムです。チャンプはコントローラーの操作は天才的ですが、リアルファイトはからっきしです。さて、どうするのか。……カラテ家が一緒に乗りました。えー? どういうシステムなの? 両方いる必要なくね? 劇中の説明を頑張って解釈すると、チャンプが計算したとおりにカラテ家が動くとクリティカルヒットの連発、ということになるようですが、にわかコンビでそんなことがうまくいくはずもなく。双方罵り合っています。そんなズタボロのコンビネーションにも翻弄されてしまうマイトガイン。舞人さんの傷心度はMAXだったようです。ミフネのロボは出来がいいのか悪いのかよく判らん。ミフネのポリシーのなさが反映されてなんかぐだぐだなのですが、まあ苦戦させないとお話にならないのでそこそこ強いです。苦戦したマイトガインは動輪剣を使おうとしますが、何かを感じた舞人さんはそれを止めます。必殺の武器が使えないのも重なってダウンしてしまうのですが、そこに駆けつけたのがホーンボンバーです。駆けつけただけだけど。(ぉぃ
このままカラテロボが逃げ切るかに見えましたが、マイトガインを倒してゲームセットにしたいチャンプと、ミフネの忠実な部下のカラテ家が本格的にモメ出しました。カラテ家が街をブチ壊すというのを、この街に住むチャンプは承服できなかったのです。リアルファイトになってしまったら、チャンプに何の力もありません。カラテ家は、チャンプを人質にマイトガインを脅します。先刻舞人さんが感じたのはこれのことのようですね。
まあ、ヒーロー相手に人質を取ったらそれは負けフラグです。マイトガインはチャンプを無事救出、カラテロボは大破。こともなげに大団円です。
チャンプは超AIの素晴らしさに感服し、マイトガインと友達だという弟君をうらやましいと言いました。弟君は、友達の友達は皆友達理論でチャンプを慰めました。

今回のサリーたんは、ロボバトルの会場の売り子でした。舞人さんとの接触はナシ。

次回は我らが敏樹様ですよ。ブラックガインの開発はホイさんとこなんだ。てっきりウォルフガングだと思ってたけどな。ウォルフガングの目的もマイトガイン級のロボを作ることじゃないのかな。ヤツにはポリシーがあるからレプリカは作らないってことなのか? にしても、やはり技術力はホイさんのとこに軍配が上がるのかねえ。資金力も桁違いだろうしな。