特捜戦隊デカレンジャー

Episode.13「ハイヌーン・ドッグファイト

というわけで見てきた。思い出したよ、上司にしたい犬No.1ことデカマスターが初変身の回だw デカレンジャーのメイン5人は別の仕事に追いやられ、美味しいところは全部ドギーが持ってったやつ。確かこの回、稲田さんが頑張りすぎて血を吐いたんじゃなかったっけ。本放送当時は、おおお、すげい頑張ってるなドギーの中の人、と思ったんですが、今回見たら1/4くらいは檜山さんのせいのような気がしてきた。(ぉぃ

そんな檜山さんはカジメリ星人ベン・G。宇宙の地上げ屋だそうです。なんやら特殊な爆弾で街を更地にし、それを売っ払うという極悪人です。しょっぱなからなんだかすごく怒っています。ベンさんは昔、地獄の番犬と恐れられたドギーに煮え湯を飲まされていたのです。追い詰められて死にかけて、半分くらい機械のカラダになっています。俺の体をめちゃくちゃにー、とかプンスカ怒っていますが、正直今のほうが強そうです。
ベンさんは別口で怪重機を出動させ、例の特殊な爆弾をセットさせています。デカレンジャーたちはこれの始末に追われるわけですね。
そしてその一方で、デカベースの母というかみんなのアイドル・メカニックのスワンさんを誘拐します。彼女はドギーとは昔馴染みで、ほんのり色っぽい話でもあるのかなーな人。彼女を人質に、思う存分ドギーを苦しめようという魂胆です。
スワンさんを守って傷ついたロボット犬・マーフィーに脅迫状を託し、ベンさんは採石場でドギーを待ちます。デカレンジャーたちはドギーを止めますが、「俺をナメるな」と言い置いて、独りでスワンさん救出に向かうのです。
土煙の舞う中、対峙する二人。「まずはこいつらが相手だ!」と出してきた下っ端は総勢100人。「カンを取り戻すにはちょうどいい」と余裕たっぷりのドギーは、デカマスターに変身、ばっさばっさと雑魚どもを切り捨てていきますよ。画面に倒した数のカウンターが出ています。100体をあっという間に片付けて、ベンさんを取り押さえるデカマスター。しかしベンさんはここで切り札を出します。ダイナマイトに巻かれたスワンさんです。どうにもベンさんは爆発物が好きなようです。途端に動きが鈍くなったデカマスターを、うきうき嬲るベンさん。「女一人助けられない悔しさの中で死ね!」とか言ってます。おおはしゃぎです。しかしデカマスターが、ここでちょいと駆け引きに出て、ベンさんはまんまと挑発に乗ってしまうのです。にっくきデカマスターを倒すべく放った一発は、あえなく跳ね返され。スワンさんに仕掛けた爆弾まで、ついでに止められてしまうのでした。悔しがる暇もなく、ベンさんはデカマスターの猛反撃に遭います。叩きのめされて下った判決は「デリート」。最期は本人が爆発してご臨終です。

やー、デカマスターかっこいいなー。前にも書きましたが、思わずソフビを買ったくらい好きでした。いやはや、あの伝説の回の相手役が檜山さんだったのかー。
檜山さんはそら悪役なので悪ーい声で。ずーっと怒っているのでテンションも高く。多分現場の温度はデカマスターとの相乗効果で10℃くらいアップしてたと思います。暑苦しいなオイ。
そういや当時は稲田さんのことをすごいおっさんだと思っていました。自分より年下やん。
ライダーは結構マメに保存していた自分ですが、戦隊は残しているのはデカレンだけです。面白かったなーデカレンジャー。そして、何でもとっておくもんだなあと思いました。こうやっていつ何時必要になるか判んないしな。……まあ、めんどくさくてあんまやらないんですけども。