BLEACH #233

第233話「敵となった斬月」

わーい、瑠璃色孔雀と鬼灯丸がツーショット! 君ら斬魄刀同士も仲いいんだ! んでも、弓親や一角のことは恨んでるのね……。まあ、瑠璃たんはしょうがない気もするけど。「ヘンな名前で呼んだアイツをぶった切っていいんだよね?」ですって。やっぱりそこかw 痴話ゲンカ楽しみすぐる。

本筋は一護と残月です。村正は斬魄刀が死神と離れるリクツについてぼそぼそ解説します。まあ結局は「私はお前ではない」なのですが。やっぱり気になるのは、斬魄刀全部の恨みとして話を広げていること。私(村正)に賛同したから村正側についたって? それにしちゃ、残月を一護から引き離す手段が強引すぎやしませんか? まあ、あんなに派手なことを全員にやってたら、事を起こす前に気づかれてると思うんですが。

天貝隊長篇でも切り札になっていましたが、一護の中にはもうひとつ魂があります。虚な白一護さんです。意識乗っ取りは久しぶり? うわあ、いいの? なんかがっつり虚化してるんですけど。残月VS虚化一護は見ごたえありました。残月のおっさんかっけー。これは残月が一護の虚化をある程度抑えてたって事なのかな。

村正はびっくりしていました。そうか、村正は知らんのか。一護の虚化とかヴァイザードとか。てことは、彼及び彼の担当死神は尸魂界に引きこもりってことになるのだろうか。んで、意外と新参な人? まあ、どの情報が誰にどこまで渡ってるのかは判んないんですけどね。

今回チャーミングだったのはマユリさま。自分の体でうきうき人体実験♪ 久々お目見えの地毛と頭に刺さった電極がキュートだぜ。生き生きしてるなあ。大義名分で隊長格の体を調べる約束も取り付けたし、彼にとってこの事態は大歓迎なんでしょうなw

次回は檜佐木? 恋次? やることは大体同じとはいえ、どう見せてくれるのか楽しみw

ちょっと追記。村正が一護の中から残月を引っ張り出すときに言ってた台詞「〜退けば老いるぞ、臆せば死ぬぞ、叫べ……貴様の名は……斬月!」ってやつ。どっかで聞いたなーとは思ってたんですが、あれ、一護が初めて残月の名を呼んだときの台詞か。なるほど、そうきますかw 他の斬魄刀にもそういう符丁があって、それを言われると逆らえないとか、その斬魄刀を手に入れられるとかってなるとなかなかにエグい設定です。出会いの思い出を穢されるんだよ。「お前だから」と手を貸してくれたのかと思ったのに、その言葉を見つけられたのなら誰でもいいのか、という話だし。こういう、モノとヒトの性質の違いによる切ない話は大好きなのだった。