東のエデン 総集編 Air Communication 感想

というわけで雨のそぼ降る中見て参りました。予約したのが明日じゃなくてマジよかったよ。。まあ、一人で見に行くなら水曜か一日ですよね、という話ですが。
中身はほんとに総集編。細かな変更点はコアな方に譲りますが、本編ダイジェストを見つつ作中のキャラが思い出話という体裁です。板津君は主にセレソンがらみの解説をしていました。後、他のセレソンに殺されそうになったときの話とか。人間関係が復活した後なので、本編よりは元気だったな。

結局これ、どういう話なんだろう。まあまだお話の途中なので、結論を出すのは早計ですが。咲たちが感じている無力感ていうのはつまり、「世界を変えられない感じ」だと思うんですよ。このまま生き続けても何事もなく終わっちゃう感じ、自分を変えようと思ってみても鏡を前にため息をつく感じ、自分と世界がつながっていない感じ。何故変えられないと思っちゃうかというと、それは基点である彼ら自身が動いていないからで。それは世界のせいではないんですね。
それが、滝沢によって強引に動かされたことで、風景が変わる。動き回る滝沢を追いかけて、みんなが動き出す。そして……さて、世界は変わるでしょうか? という話なのかなあ。

止まったままのみんなを動かすからセレソンは救世主なのか。そして滝沢は咲の王子様なのか。滝沢がニートのみんなに裏切られたのは、誰もが自分自身の救世主であると、気づけなかったからなのかな。

しかし、今の日本てそんなにダメかな。ネット見てるとあんまそんな感じしないんだけど。TV見てると洗脳されそうになるけどねw