勇者特急マイトガイン #23

第23話「激突!飛龍VSマイトガイン」

青戸の工場では着々と新ロボの開発が進められています。その名もマイトカイザー。マイトカイザーには超AIが搭載されないそうで。えと、それって番組のアイデンティティを揺るがす事件じゃないの? 違うの? まあよく知らないのでこの場は流しますけども。さて、マイトカイザーにはまともな飛行能力がつきました。舞人さんはこれで飛龍とまともに戦えるとwktkしています。まあ確かに、空中戦はマイトガインの最大の弱点な訳ですが。


さて、その飛龍はと言いますと。エグゼブさんが過去の飛龍の戦いぶりを見ていました。そしてその隣にはウォルフガングさんが。もうすごい勢いでエグゼブさんにゴマをすっています。えー。以前見せた誇りらしきものはどこへ。「飛龍はワシの最高傑作」とか言ってますが、じーさん的にはあれはソニックじゃないのかい? まあ些末なツッコミはどうでもいいんですが、巨大な悪ことエグゼブさんは、飛龍とジョーさんのパイロットの腕をご所望のようです。ウォルフガングさんは飛龍を盗まれた恨みをまだ忘れていないようですが。

そのジョーさんですが。なんだか怪しげな場所で飛龍のパーツを注文していました。ヌーベルトキオシティには闇市があるのかー。なんかアジアの市場みたいな雰囲気でしたが。さすが治安は勇者特急隊にお任せなだけあるな。(ぉぃ そこに現れたのが警察の人・小沢昭一郎です。ジョーさん、脱走兵ってことで指名手配になってるそうですよ。この世界でも脱走兵は重罪なの? 飛龍等でマイトガインと戦った罪ではないのね? まあ、警察に見つかると色々面倒らしいので、ジョーさんはそそくさと逃げます。逃げ出した先で出会ったのが、ピザ屋のバイト中のサリーたんでした。「どうしてマイトガインと戦うの?」と問うサリーたんに、「正義なんて言ってるヤツはブッ殺したくなる」と答えるジョーさん。まあでも、これはサリーたんの訊き方が悪いです。舞人さんが絶対的に正しいのにどうしてあなたは逆らうの? みたいな言い方するからー。もー。ここでジョーさんの悲しい過去が語られました。なんでも、ジョーさんのパパンは科学者で、人の役に立ちたいと色々研究してたんだけども、悪の組織に目をつけられ、研究を利用され、ついには殺されてしまったのだそうです。うっうっ(涙)「それで俺は悟ったんだ。正義だろうが悪だろうが、強いヤツが勝ちだと」だそうです。サリーたんは言葉を失い、去っていくジョーさんを見送ることしかできませんでした。

エグゼブさんに飛龍の強さを確認したいなーとおねだりされたウォルフガングさんの部下が、てきとーなロボで街を壊し始めました。当然出撃するマイトガイン。てきとーなロボはてきとーなところで敗走して、目論見通り飛龍が現れますよ。「勝負だ!マイトガイン!」て、ここ超街中なんですけどー。舞人さんも受けて立つなよw てゆか警察よ、こういう時こそツッコめよ。戦隊みたいにバトルになると自然に採石場になるわけじゃないんだからねっ。……次回の伏線だったりして。まあともかく、マイトガインと飛龍の一騎打ちです。やはりマイトガインは大苦戦。飛龍が空中から攻撃できるのも大きいですが、やはりジョーさんの腕が素晴らしい。マシンの性能を十二分に引き出して、マイトガインを追い込んでいます。浜田君が心配して他のロボを応援に向かわせようとしますが、舞人さんはそれを拒否します。「ボンバーズたちを傷つけたくないんだ」そうですね、とりあえずマイトガインが敵わないものは他のロボでも敵わないもんなあ。以前自分がジョーさんをシカトしたせいでボンバーズがぶっ壊されたのも尾を引いているようです。「正義を守るために、負けるわけにはいかないんだ!」って舞人さん、今それだけは言っちゃダメ。ジョーさんはサリーたんに挑発されたせいで正義への憎悪が燃えさかってるんだから。案の定、奮起したジョーさんに渾身の一撃を食らい。マイトガインが大破してしまいました。「正義も悪もない。強いものが勝つんだ!」ジョーさんはそんな台詞を残して飛び去って行きます。どうするマイトガイン。どうする勇者特急隊。それを見て、エグゼブさんがニヤリ。ジョーさん逃げて−。

次回、マイトガインを失った勇者特急隊は大苦戦。タイトルは「マイトカイザー見参!」。うむ、非常に判りやすい。