勇者特急マイトガイン #28

第28話「ミフネの国盗りサミット」
ショーグンミフネはアホなのか。……アホなんだろうな。悪いが、世界の王様は各国首脳なんかじゃなくて舞人さんなんだぜ。(ぉぃ

そんなわけで、今回の敵はショーグンミフネ。サミットがヌーベルトキオシティで行われるので、それに合わせて何か企んでいるようです。部下も切り札を出してきたっぽいですよ? トーキチローだそうです。裃の背中に猿。腹心っぽいです。


一方ヌーベルトキオシティ警察では、小沢さんが息巻いています。各国首脳を迎えるに当たり、警備を頑張るぞってことなんですが。うん、頑張って欲しい。舞人さんの仕事をちょっとでも減らして欲しいだよ。

その舞人さんはサミットに向けてデスクワーク中。ですが、やっぱりうんざりしていますw そこへいずみさんが追加の仕事を持ってきました。ますますげんなりする舞人さんでしたが、さらっと資料を見ただけで数値の間違いを発見します。そして、PCに入力済みのデータにも異常が。舞人さんはコンピューターに間違いはないよといずみさんをからかいますが、まさかそれが事件の発端だったとは。

サリーたんは、どこぞで時代劇のエキストラをしていました。働きつつも、思い浮かべるのは舞人さんのこと。この構図は久しぶりかも。そして、帰宅のための電車で事件は起きるのです。突然後退を始める電車。サリーの乗った電車だけでなく、あちこちの電車が事故っています。電車制御のためのメインコンピューターが、ウイルスに冒されてしまったのです。ちょうどこの日は各国首脳をサミット会場まで送る迎賓列車が走っていたからさあ大変。事故の処理と首脳たちの行方を追うのにてんてこ舞いの舞人さんたちに、TVからのミフネの宣言が舞い込みます。曰く、各国首脳に俺様が日本の将軍だと認めさせるためにさらったぜ、と。全くこの人は、権利には義務がつきものなのですよ?

ミフネの仕業だと判ったので、舞人さんは早速出動。残った浜田君は、ウイルスを仕込んだ敵に倍返しをします。逆にこっちからウイルスを送り返そうっていうわけです。それができるならプロテクトをもうちょっとなんとかしておいて欲しいわけですが、まあ、浜田君も地味に忙しいからなあ。新ロボ開発とか舞人さんのお守りとか。

警備を頑張るぞと息巻いていた小沢さんですが、警備をしてるシーンもないまま事件に突入してしまいました。このままでは立つ瀬がありません。前からあんまりないけど。小沢さんは一人、これからミフネのところに乗り込むという総理大臣を訪ねます。「勇者特急隊が助けてくれるはずです!」と言うために。えー。まあでも、悲しいかなその判断は正しい。日本の首脳陣も「噂のマイトガインが……!」とか言うてますが、日本に関して言えば噂どころじゃないだろう。実物散々見てるんじゃないのか君ら。

まあとにかく、首相は小沢さんを伴ってミフネのところへ向かいます。居並ぶ各国首脳の前に、キラキラしくミフネ登場。そして、「ミフネは日本の将軍ですよ」という書類にサインを迫ります。各国首脳も半分呆れながら「こんなことに意味はないぞ」と口々に言いますが、ミフネは全然聞いちゃいません。全員のサインが終わり、うやうやしくトーキチローがその書面をミフネに捧げたとき、床から巨大なドリルが! ドリル特急、ミフネの上を行くド派手な登場です。回転を止めたドリルの先端に、逆光を浴びた人影が。お前どっから生えた。まあ、舞人さんです。今回は顔見られてもいいんだ。各国首脳とは顔見知りじゃないのん? ヘルメットでごまかされてるみたいですが。

色々台無しにされたので、怒ったトーキチローがロボを出します。それに応戦するマイトガイン。うーん、Gマイトガインが出たからしょうがないとはいえ、以前のガインと同様雑魚扱いなマイトガインがちょっと悲しい。ドリル特急も変形してマイトカイザーになりますが、これももう雑魚かー。二人のダブルキックはかっこよかったけども。
まあ、Gマイトガインに合体できれば無敵。今回はきちんとお披露目で、名乗りも新必殺技もありました。名乗りはマイトガインと同じです。新必殺技は、「真っ向唐竹割り」。直球だなあ。ミフネが相手だからか、この辺の演出はちょい和風でした。桜の舞い散る中キメるのはなかなかかっこよかった。唐竹割りっていうとバトルフィーバーJを思い出す自分はいい歳です。

そうそう、小沢さんですが、ちょっとは役に立っていましたよ。人質になっていた人々を、無事避難させていました。割り切ればいいってことか。

次回は「勇者の休日」。わーお、なんかサリーたんと舞人さんがすげーいちゃこらしてるんですけども。微笑ましいなー。ジョーさんは出てこないの?(ぉぃ