東のエデン劇場版 I The King of Eden

見てきたー。行けそうなのが今日しかなかったのでw 「結構出てるよ」の言葉通り、パンツ大活躍でしたw かっこいいぞー。

公開して日も浅いですし、ネタバレにならない感じの感想文なぞ。まあ、むつかしいことはよく判んないんでそもそもバレられないという話もありつつ。


テレビ版からは少し時間が経っているので、各キャラもちょっとずつ成長しています。んでも、咲ちゃんはあれでそこそこ完成形なのかな、主人公ぽいのに未だ物語を少し離れて見守るポジションぽいのが気になる。彼女は滝沢君を追い続けているけれど、なんとなく事件の外にいると感じる。彼女にしかできないことをしているんだろうけど……。
滝沢君は相変わらず異世界の人だった。彼は即断即決の人で、頭よくて運もいいから、彼自身の内面はよく判らない。何度も自分自身をリセットしているから、だから空白が多いだけなのかもしれないけれど。ふわふわと突拍子もないことをして。背負ったものは大きいはずなのに、存在が軽い。なんだか酷く透明なのだ、滝沢君は。こないだ「仁」というドラマを見ていたら、主人公が「お前はこの世界で生きていないからそんなに達観しているのだ」みたいなことを言われていて。なんかどうも、それと同じ匂いがする。後半で滝沢自身が暴かれて行くにつれ、その辺は埋まってくるのだとは思うのだけれど。「本当は滝沢君なんていなかったのです」というオチでも納得しそうな希薄さなんだよなー。
エデンメンバーはよく働いていました。パンツは実質リーダーだなw このポジションはオイシイ。それ故に、真っ先に狙われそうな気もしますけども。決断は平澤がするんだろうけど、パンツなりの考えはいつも表に出していて、平澤はそれに白黒つける感じ。新撰組なら土方ポジション?w
物語的には。今のところ、滝沢君を救うことと日本を救うことは両立するのだろうか、みたいな展開なような気がする。滝沢はあの性格だから、皆を救うために自分を犠牲にしてもいいと思ってる。他のセレソンメンバーは、それぞれ思惑はあるものの、己が日本を救いたいという欲で動いている。しかし、咲を始めエデンメンバーは、何はどうあれ滝沢を救いたいと思っている。執着のない滝沢に、だから咲が必要なのかな。うー、クオリティには期待出来るとはいえ、3月まで長いなー。。
そうそう、パンツの広島弁はなんというかとても自然で。専門用語が多くて堅い話ばかりなので、すごくイントネーションに特徴が出る感じでもなく。ああ、広島の人がしゃべってるんだなーと。ボケたりツッコんだりの時はけっこう出ますけどね。そうだなあ、普段方言でも、標準語の中に混じるとそうなるんかな、という感じ。台詞自体も、特別広島弁を強調したものではないかも。その辺のバランスはすごいなあと。
劇場公開に合わせて色々グッズが出ています。パンツのグッズもあるんだぜ。
http://www.parco-city.com/mall/commodity_param/shc/99par084/ctc/+/cmc/eoe-029/backURL/http(++www.parco-city.com+mall+main.jsp
かわいい。このパンツ欲しいー。(誤解を招く表現)グッズとしては売ってないんですけど、作中に出てきた世間コンピューター型のUSBメモリはちょっと欲しいぞ。
あと、DVD5巻ジャケのパンツがかわいいので貼り。