戦う司書 #16

第16話「禁書と腑抜けと聖浄眼」

というわけで。あにめじ湯で言ってたゲスト出演の、です。16話しか見てないんで色々判ってないと思いますが、グレインに異様に萌えたので書く。世界観や細かい設定はwiki先生とかを見に行ってくださいー。(ぉぃ

グレインは、武装司書であるミンスの幼なじみでかつての仲間で。二人+αで山賊をやっていた頃、「赤本」と呼ばれる危険な本を拾い。そこから二人の運命は狂ってしまうんですね。見た感じ、その赤本を巡っていざこざがあり、ミンスは仲間を失って。独り武装司書になったのか、な? グレインとケンカ別れしたかどうかは謎ですが、とにかく、違法な本が集まるスラムみたいな場所で。久しぶりに二人は出会うのです。
再会は軽やかに、でもひりひりとした緊張が漂います。自分の元に武装司書が来た、その意味を、グレインは知っているのです。この再会は喜ばしいものではなく、かつての友は、自分を裁きに来たのだと。
すっとぼけたお貴族様二人がすこうし茶々を入れますが、人の魂を観ることのできるミンスは、グレインが犯した罪を知り。かつての友情を偲びつつ、グレインの罪を裁くのでした。

二人の対決シーンがたまらんのです。グレインはかわいい顔してヒドい奴なんですけど、罪を重ねてきたのには訳があって。欲しいものはお金で買えると思ってた、だからお金のために最初の罪を犯した。のだけれど。本当に欲しかったものはその手で壊してしまったと知って、低く呟く声がたまらんのですよね。このブログでは毎度おなじみ檜山さんの痛そうな声(ry なんですけども。あーもー大好き!

そんなこんなで、1話限りのゲストキャラなのにどんがらがっしゃんと墜ちまして。なんかもうグレインさんを幸せにしてあげたい衝動に駆られました。だって料理上手なんだもん。。薄幸な美形でダンナっていうか相棒がいて、料理上手と来たらやりたいことはいっぱいあるさー。話は切なくどシリアスなのに、皆にシチューを振る舞って得意げなシーンで脳内がお花畑に。いいなあ、お玉に巨大な寸胴……。色々焦燥に駆られながらも、そこそこ幸せだったはずの山賊時代に思いをはせすぎて妄想がピンク色です。お玉でがんがんフライパンを叩いて皆を叩き起こしたりとか、いいなあ、かわいいなあ。。ちょっとずるくて誘惑に弱いとこもかわいいなー。赤本の設定も美味しいなー。

本筋も、ちゃんと見れば面白いと思います。キャラがみんなかっこいいのだ。今回はミンスメインでしたが、たぶん他のキャラも何かしら背負いつつ戦ってるんだと思うので。期を見て全部見てみようと思います。16話はヨコシマ抜きでも面白かったですしね。