勇者特急マイトガイン #37

第37話「蝴蝶の夢」

これも間が開いちゃったな……。ちょっと、どう書いていいか判んなくて(汗)判らないまま、さらっと行きます。

今回の主人公は浜田君。青戸の工場で遊園地に納入する遊具の開発を手伝っています。なんでも、ロコモライザーをモデルにした模型電車を走らせるんだそうで。もしかして、今まで出てきた動輪剣のおもちゃやらマイトガインの格ゲーとかって自社開発……? まあ、世間的には確か勇者特急隊が旋風寺財閥と関係があるっていうのは内緒なはずなので、世間のニーズに応えた形になるんでしょうが。……内緒なんだよな?


さておき、工場長と打ち合わせ中の浜田君に、どかんとぶつかってきた美少女がいました。浜田君は初めて会う子ですが、美少女は浜田君のスペックを完璧に覚えています。何事? 浜田君にストーカー? 美少女の名前は内藤ルンナ。どうにもストーカーなんですが、それ以外をすごくまともにこなしているらしく、工場長も絶賛です。「ああいう子は嫁さんに向いてるぞ」って工場長、気が早すぎです。てゆか浜田君的にはストーカーなんだってば。
ルンナたんのストーカー行為はまだまだ続き、社食で弁当を押しつけてきたり、自宅に勝手に上がり込んできて肉じゃがを押しつけてきたり。……時代なんでしょうか。放映当時はストーカーっていう言葉はなかったんだっけ? 美少女がやるからまだマシなのかもしれませんが。
さて、このルンナたん、実は裏がありました。昼間のきゃるるんとした顔とは裏腹に、なんやらおっかない人に成果報告をしています。その正体は、ミフネ配下のくノ一・胡蝶でした。青戸の工場で働いていたのは、マイトガインの基地を探るためだったんですね。浜田君に近づいたのもそのせいなのか?
表のルンナたんは、浜田君を遊園地デートに誘っていました。全力のおしゃれに時代を感じるぜ。ピンクハウスか。。何もかも懐かしい。ルンナたん、今の目線で見るとどう考えてもストーカーなんですが、浜田君はときめきまくっています。「ただし、美少女に限る」なのか。そうなのか。くっ、男なんて……!(ぉぃ まあ、お互いに好き合っていれば何でもありと言われればそうなんですが。
しかし、二人の蜜月は長く続きませんでした。なかなか調査の進まない胡蝶にじれた上司が、「とにかく青戸の工場を爆破しろ」と命じたのです。胡蝶が疑われていたかどうかは判りませんが、お目付役もつけられてしまいました。葛藤しつつ、工場のセキュリティを壊す胡蝶=ルンナたん。お目付役を引き込み、悩みながら工場内をふらふらしていると、工場に浜田君がいるのを発見してしまうのです。浜田君が爆発に巻き込まれちゃう。どうしよう……。ルンナたんは、悩んだ末別働隊を止めることにしたのでした。「あたしは胡蝶じゃない! ただの、内藤ルンナだ!」と。
さて、その頃舞人さんは何をしていたのかといえば、ルンナたんの上司と戦っていました。相変わらずミフネのロボは無駄に強いなあ。マイトガインも攻めあぐねています。と、そこに、ルンナたん操る蝶型のロボットが。上司は喜んで手伝いを言いつけますが、ルンナたんは言うことを聞きません。それどころか、強力なビームの発射口にとりついて「今よ!」とか言っています。「仲間割れか?」事情を知らない舞人さんは、これ幸いと上司ロボをルンナたんのロボごと破壊しました。うわお。
後日。浜田君がふと窓から外を見上げると、そこには見たことのあるシルエットが。浜田君は、ほっとしたように笑います。もう二度と会えないのかもしれないけれど。無事なら、よかった、と。

次回もミフネのターンみたいです。ぼちぼち残り話数も少なくなってまいりました。感想文も頑張るぞ。