青少年育成条例のこと。

ご無沙汰しております。。檜山さんには相変わらず萌え萌えしてるんですが、都の非実在なんちゃらが不穏なので、なんとなくそっちに神経が行っています。大阪ではBL雑誌がごっそりまとめて有害指定されるらしいし。。
詳しく知りたい方はこちらへ→『女性向他創作活動における表現規制問題について』
基本、twitterにて気炎を吐いていますがw 個人的なスタンスは、「エロが有害だと立証してから規制しやがれ」です。条例にはエロが子どもに有害だと教育しろ、とも取れる文言が書いてあり、そんなのには絶対従えないのです。エロ本を読んだので犯罪を犯しました、という説については、研究によって否定されています。(厳密には、犯罪を犯す際のひとつの要素に過ぎず、直接の強力な要因にはならない、ということですが)
色々読んでいくと判りますが、この条例は一部の「エロなんて殲滅すべき」という思想の人たちが、隙あらば思想統制しようとする人たちに利用されてできあがったものです。エロもそうですけど、子どもを、教育を舐めくさったことしか言わないお役人に、私は非常に腹を立てているのです。曰く、ことあるごとに「未熟な青少年に悪影響を与えかねない」であるからして。子どもはバカじゃないです。親も頑張っています。頑張っているが故に、不安です。パーフェクツに子育てできるマニュアルなど、ないのだから。その不安につけ込んで、お上に都合のいい条例を押しつける。そのやり口が気にくわないのです。
何が規制されるかは、この際あまり問題ではないのです。同じ条例では、子どもの携帯には全部フィルタリングして、親でさえ勝手にそれを外せない、というものも含まれます。これは、都民を全く信用していないという態度の表れです。おまえらうまく子育てできないんだろ? だったら俺らでやってやんよと、そう言われているのです。
「青少年に悪影響」という言葉に惑わされて、自分たちの努力をないがしろにされてもいいのか。子どもとのコミュニケーションの機会を、ほいほい明け渡してしまっていいのか。そんなことを、日々考えています。そして、よかったら皆さんも考えて欲しいです。