勇者王ガオガイガーFINAL #1

FINAL.01「勇者王新生!」

そんなわけで。もっかい頭から見つつ感想文です。

1話はなんていうか「勇者王が帰ってきた!」という作り。バイオネットとかその辺はルネたんの外伝に詳しいらしいんですが、小説とかはまだ未読なのでああそんなのがあるのね、という程度。で、そのバイオネットが手に入れたなんやら謎のパワーを秘めた物体・Qパーツとやらが鍵を握っているっぽいです。新メカ・新キャラの紹介や、現在の状況の説明としてバイオネットとのバトル、という感じでした。

ブックレットの監督インタビューなどを見るとアニメって多くの職人が限界を超えることで作ってるんかな、とちょっと思います。福利厚生やら待遇改善やら、できた方がいいことは色々あるんだろうけど、「働きやすい職業」として広く人材を集めるタイプの仕事じゃねえなあと思ってみたり。好きで好きで、これしかできないって人がやるお仕事。高橋良輔監督がそんなことを言っていたけども。困ったことに、日本ってそういう「好きなことが仕事」っていうタイプの職業って不当に評価が低くて、それがなんだか悲しいなあと思います。なんでだろ、嫉妬なのかね。

閑話休題
OVAだけに無印より更に作画がえらいことになってて、どこを取ってもすごいし綺麗。。凱兄ちゃんも美人。サイボーグ時代のメカメカしい人も愛おしいんですが、各種プロテクターを取っ払うとひとまわり細くなるじゃん? 常態でほっそりしてるのでなんだか妙に儚げな。(えっ)キムタカさんの絵はエロかわいくてすごく好きだなあ。。

お話は、Qパーツを何故か護君が「もらっていきます」と言ったところで引き。護君にしては不審な行動が多くてどうしちゃったの? という感じです。一度先も見ちゃってるんで言いますけど、こういうメンタル面での揺さぶりは待ってましたああ! なのです。好みの問題ですけどね。やーなんつか、「くじけない心」を描くにはやはし「くじけそうな人」あるいは「くじけかかってるシチュ」も描いてないと伝わらないよね、なんて。