カウンセリング?に行った話。

檜山さんは関係ないので興味のない人は読み飛ばして下さいまし。

己の煮詰まり具合がもうそろそろどうにもならんなあと思ったので、ここは一発、泣きに行こうと思った。
自分のことで、自分のためだけに泣く時間を作ろうと、その時間をお金で買いましょうってことで。
少し前からいつか行こうと思っていたのだけど、行った先で裏切られるのが怖くてずるずる先延ばしにしていた。
いやさー、医者に裏切られることがあまりに多くてなんかそういう「癒す人」全般に対する不信感が半端なくてな。医者もだしスクールカウンセラーもだしなんだけど。あとマッサージとか。
まあでもこの夏休み中に決着を付けたくて、ボーナス出るし試しにー、と出かけてみた。

そこの方法がね、ちょっと変わっていたのね。

「どんなことを話したいですか?」と訊かれた時点で大泣きして話すどころじゃなかったんだけど、そうするとね、「身体のどこかに、苦しいところはありますか?」って訊くわけ。んでまあ、この辺ですーと答えると、マッサージじゃないんだけど身体を緩く動かされて、その場所の緊張を取るのね。リクツはよく判らないのだけど、頭で考えたことに苦しさを感じるとき、身体のどこかも対応して固くなっているらしい。んで、その固くなっている場所を緩めることで、脳みそが考えていることとは関係なく、苦痛だけが取り除かれる、と。
劇的な変化があるわけではなく、問題解決の答えがその場で見つかるわけでもないんだけども。
感じている苦痛を判ってもらえる(?)効果って凄いなと思った。
別に、相手に何を話したわけでもないのだ。
ここ(身体)が辛そうですねと、そこの緊張を取ってもらっただけで。

話したのは、断片的な悩みの内容と、「それが解決した状態はどのようなものだと思いますか?」という質問に答えただけだ。
悩みを抽出する時点で泣き、解決した状態を答えるだけでも泣き。
そのたびに、身体のどこかを緩めてもらった。

自分が答えた「解決した状態」に向かってすぐ動き出せるほど、劇的な効果はない。
なんだかこー、狐に摘まれたような気持ちでいる。(わりといい意味で)

カウンセラーには、「深いところに影響が出るようなことをしたので、効果が判るには数週間かかります」と言われた。
多分、そういうものなんだろう。

まあ、なんぼ他人に話を聞いてもらったところで、動くのは自分なんだしね。
プライベートをぐだぐだ晒さずに、望んだとおりになれるなら、その方が色々楽だよね。
愚痴には若干の後味の悪さもあるし。
言葉にすることで、ある意味物事を固定してしまう。
「あいつのせいで」とかさー。

というわけで、面白い体験をしたので記録しておく次第なのでした。